5月27日。
個人再生委員との面談が終わった。
「問題ないと思うので、進めていこうと思います」
という趣旨の言葉ももらった。
追加資料も、
特に言われなかった。
帰りの電車では、
28,000円も振り込んだ。
つまり。
順調なのでは?
あとは、
裁判所からの開始決定を待つだけだった。
何も起きない
数日。
特に連絡はない。
まあ、
問題があれば連絡が来るだろう。
そう思う。
でも、
何も来ないと、
それはそれで気になる。
少し前までは、
訴状だの、
判決だの、
連絡が来るたびに怖かった。
今度は、
連絡が来ないことを気にしている。
我ながら面倒くさい。
Googleで、
「個人再生 面談後」
「個人再生 開始決定 いつ」
などと調べる。
ChatGPTにも聞く。
結局、
やることはない。
待つしかない。
分かっている。
分かっているけど、
調べる。
6月5日
そして、
6月5日。
その日も普通に仕事をしていた。
昼頃、
法律事務所からメールが届いていた。
僕が確認したのは、
仕事が終わってから。
開く。
個人再生手続開始決定。
……。
出た。
2025年9月に、
弁護士と契約した。
弁護士費用を払い、
訴訟もあり、
判決も出た。
5月12日に申立て。
5月27日に個人再生委員との面談。
そして、
6月5日。
開始決定。
まだ、
個人再生が認可されたわけではない。
この先にも手続きはある。
それでも、
ずっと「個人再生をする予定」だった僕の手続きが、
ようやく、
裁判所の上でも始まった。
長かった。
でも、
始まった。
それだけで、
かなり嬉しかった。
そして、一週間後
開始決定から、
約一週間。
担当の女性弁護士から、
メールが来た。
法律事務所を、
退所するという。
……。
え。
そして今後は、
最初に担当してくれていた弁護士へ、
引き継ぐらしい。
……。
おかえりなさい。笑
そんな気分だった。
めちゃくちゃ助けてくれた女神様
この女性弁護士が担当になったのは、
5月に入ってからだった。
最初は、
担当者が変わること自体、
少し不安だった。
よりによって、
判決が出て、
早く申立てを進めてほしいと思っていた時期である。
でも、
実際にやり取りが始まると、
その不安はすぐ消えた。
とにかく、
レスポンスが早かった。
質問すれば、
すぐ答えてくれる。
しかも、
ただ返事が早いだけではない。
僕が何を不安に思っているのかを拾って、
「ここはこうです」
「これは大丈夫です」
と、
分かるように説明してくれた。
資料についても、
何が足りないのか。
何を確認すればいいのか。
次に何をすればいいのか。
常に分かった。
これは、
かなりありがたかった。
不安になりやすい僕にとって、
分からない時間が短い。
それだけで、
ものすごく安心できた。
一番大事そうなところを、全部やってくれた
改めて考えると、
担当してもらった期間は、
そんなに長くない。
それなのに、
申立てに必要な資料を確認して、
細かい質問にも答えて、
申立書をまとめて、
5月12日に申立て。
個人再生委員との面談にも同行してくれた。
そして、
6月5日。
開始決定。
僕からすると、
個人再生で一番大事そうなところを、全部やってもらった。
ものすごい速度だった。
担当になったと思ったら、
一気に申立てまで進み、
面談を終え、
開始決定まで出た。
そして、
退所。
期間だけ見ると、
本当に短い。
でも、
僕にとっては、
ものすごく大きな数週間だった。
めちゃくちゃ助けてくれた女神様。
もちろん、
名前は書けない。
なのでここで、
ひっそり崇めておく。
本当に、
ありがとうございました。
そして、元の担当へ戻る
今後は、
最初に担当してくれていた弁護士へ戻る。
その弁護士にも、
契約からここまで、
いろいろ対応してもらっている。
訴訟の対応もしてもらった。
だから、
戻ること自体が嫌だったわけではない。
ただ。
一つだけ、
頭をよぎった。
またメールでヤキモキするのだろうか。
……。
まあ、
開始決定は出た。
手続きは、
ちゃんと進んでいる。
だから、
きっと大丈夫。
たぶん。
とにかく、始まった
そんなわけで、
6月5日。
個人再生、
開始決定。
借金は、
まだある。
返済も、
これから。
認可も、
まだ先。
それでも、
大きな一区切りだった。
ずっと、
「個人再生をする」と言っていた。
そしてようやく、
裁判所の上でも、
その手続きが始まった。
人生を一回、
立て直してみる。
その「立て直す」が、
ようやく、
正式に始まった。